航空法
ラジコン(ドローン)、気球、パラグライダー等、航空機の飛行の邪魔になるものは場所によって一律で飛行高度が規制されています。
空港、飛行場から10km以上離れた場所であれば、高度150mまでは飛行させることが可能です。
ただし、上空に航空路が無ければ最大250m以下まで飛行させることが可能です。(空港のランクによっては高度が縮まったりします)
空港から9km以内は航空法施行規則第209条の3の一号に書かれている進入表面、転移表面、水平表面、延長進入表面、円錐表面、外側水平表面では更に厳しく高度が規制されています。
民法・道路交通法
基本的には他人の土地の上空は飛行できません。
- 私有地
- 道路上空
- 地区町村等での禁止
また下記の地域も飛行禁止です。
- 人口密集地域の上空
- 空港や重要施設の上空及びその周辺
違反に対する罰則
高度制限を超えて飛行させてしまった場合、航空法第150条にて50万円以下の罰金が課せられます。
また、私有地での飛行はプライバシー侵害の訴えられる可能性があり、場合によっては高額賠償になる可能性もあります。
特にドローンが落下した事により人を傷つけてしまった場合、多額の賠償責任が発生します。
近年、欧米では航空機とドローンのニアミスが増えて、重大な事故につながるケースが増えています。
車の運転免許のように、しっかりと講習を受けた上でドローンを飛行させることが必須です。